「全面」禁煙じゃないじゃん

名古屋のタクシーで今日から全面禁煙にすることになったそうだが、テレビでインタビューをされた一部の運転手が言うには
「お客さんが吸いたいといったら窓を開けるなどして車内で吸ってもらう」
んだそうだ。(喫煙可能なところで車を止めて、メーターを止めて外で吸ってもらう、と言う人もいたが。)


「全面」じゃないじゃん。


わたしは免許も車も持ってないので時にタクシーに乗る必要があるのだが、そのとき一番嫌なのは染みついたタバコの臭いである。禁煙車を選びたいのだが、数が多くない(と思う)ので、駅前で並んでいるときにわざわざ選んで乗るのはなかなか難しい。
車に染みついた臭いは一種独特でわたしにとっては思い出すだけで頭痛がしそうなくらい不快な悪臭である。だからいくら窓を開けたってそれじゃ変わらないよ〜。なんせわたしは整体院などのロッカーで、自分の前に使った人が喫煙者かどうかわかるくらいタバコが嫌いである。喫煙可能車に乗ってしまったときそれはもう息を詰めるようにして耐えている。


まあ、基本「禁煙」としただけでも前進と言うか、名古屋タクシー協会エライと言っておこう。いつの日かあらゆる公共の場所が禁煙となればいいんだけどな。愛煙家には悪いけど。