新しい仕事
3月末で仕事の契約を打ち切られたので、新しい職場にいる。
相変わらず翻訳屋。
大き目の組織なので、分担がはっきりしていてありがたい。
その代わり量はハンパじゃなかったり急ぎだったり
残業も多い。
でも、忙しいことも、仕事を仕上げて感謝されるのもいいことだ。
最近そんなに調子は悪くない、と思う。
月一度の通院では、
「そろそろ検査して悪くなければ減薬しますか」
といわれた。
これで契約社員でなければ本当に言うことはない。
年ごと切られないかというストレス、それに、3年たったらかなりの確率で契約終了だ。そのとき私は40代。仕事がないってことはないだろうが、このままのペースで年金が出るリタイヤ年齢までやっていけるとは思えない。労働法規は私たちを守ってくれない。
センセイの鞄
- 作者: 川上弘美
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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これ、好きだなぁ
優しくって臆病なんだなぁ
絶望的なまでの寂しさ
ココロも体も寂しくて仕方がない。
もうここ数年オットに訴えているが理解されない。
最近夫に相談としてはっきりと言葉にして、行動とともにさまざまな形で持ちかけているが埒が明かない。
はっきりと明確な言葉にはしてくれないが、要領を得ない言葉をつなぎ合わせれば、わたしに対する感情は家族愛であり恋愛感情や性愛はもうありえないようで、わたしのこういった寂寞感のようなものはあまり理解できないようだ。
「恋愛は家庭に持ち込まないってコトだね」
かすかに首を横に振ったようだが。
承認はされなくて当然だが、考えを改めざるをえないのだろう。道具も、ファンタジーも、精神的に経済的に実行可能な限りは試した。でもわたしが必要としているのは、わたしを受け入れてくれる人だ。わたしを抱きしめて、優しく口付けて、愛おしさを、かけがえのなさを表現してくれる人だ。でも、それは難しいみたいだ。数年間にわたる、同居をともなったつらい片思い。
だけど、こんな既婚アラフォーオンナがいったい誰とどうやってココロも体も許せる関係をこれから築いてゆけるというのだろうか。これ以外は平和な夫婦関係だ。親兄弟も含め、環境もこれ以上ない良い間柄である。わたしもあまり考えられないが、相手は離婚はありえないと思っている。絶望的な気分になる。
最近、いい加減子供のいない理由を問われることはまずない。実親も含め、うるさかった人に真実を話したらいったいどんな反応を示すのだろうか。
わたしはおかしいのだろうか。本当に、消えてしまいたい、死んでしまいたい。
情熱不足・ 現実逃避
最近本をよく読む。ゲームも手放せない。
関連の美しい画集を買ったりしている。
落ち込みがたびたびあり、また部屋が荒れてきている
現実逃避なのだ、と思う。
仕事はつらくないので、適当にサボりつつ(w)マイペースでやれている。
義務というか公の部分は苦ではないが私の面が何も充実していない。
仕事や職場の付き合いなど、あまり苦ではない。
自分の時間はというと、エステに通ったり、本を読んだり音楽を聴いたり・・・
でも何か満たされないのだ。
ふと我に返った瞬間、寂しく空しく思えてしまう。
それともこれさえも病のせいなのか。
こんな恵まれた生活を送っているのにいったい何が足りないというのだろう。
いくらでも代わりの利く仕事をし、糧を得てただ無駄に消費する。
読書で得るものはあるが自分の人生にどれほどのエッセンスとなるのか。
我に返ったりしなければ良いのかもしれない。
テンペスト
テンペスト 1 春雷 (角川文庫) (文庫) / 池上 永一
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比べ物にならないくらい深くて面白い。今文庫の4巻中3巻だが
夫にお勧めしておいた。
海外出張にしか読書しない人だけど。