引きこもり青年のような心境

ここんところ胃腸の調子が良くない上、月曜あたりから風邪っぽく身体がだるい。
そんなこともあり今週は家でおとなしくしている。
季節の変わり目で温度変化に体がついていけない。そんな体調とあいまってこうしてこもっていると、どうも精神状態もなんだか鬱々としてくる。


バンドのメンバーと飲みに行きがてら、話をしなくてはならないことがいくつかある。近々、という約束をしていたのだが、こういう状態だとなぜかメールチェックすらなんだか億劫どころかやや恐怖に似た感覚を覚えてしまう。が、何とかメールを読んで返事を書く。何とか、なんて言うが、来たメールも書いたメールも、いつもどおりなんてことのない楽しい内容のメールである。何が怖いというのか。


たぶん引きこもっている若い人たちはこんな心境なのだろうと想像してみる。こもっていると誰からも傷つけられないし傷つけないような気がする。そして外には自分を傷つけるものがたくさんある。わたしの場合は怖いと思ったのは単なる錯覚だが、たぶん長く引きこもっていると、現実に人と接するだけで傷つきストレスを感じるようになるに違いない。本当は引きこもっていようが、自分を傷つけるものなんてたくさんあるし、外に出れば、楽しいことも、また実はたいした事のないこともたくさんあるのだと思うが。